“e-flat”BLOG


東平です。

 

太陽光事業の全量買取がはじまった当時、低圧で分割するアイデアをサンフラワープロジェクトと称してスタートしたのは、業界でもずいぶん早かったと記憶しています。大手様はメガソーラーにして大規模な取組みをしていましたが、中小ではe-flatがパイオニア的なビジネスモデルを広げていました。

  

再生可能エネルギーは以前も、またこれからも重要な政府の方針です。確かに、様々な環境の変化によって政策も法規制も変わってきました。太陽光事業が先細りととらえるのはかなり表面的ではないかと考えます。話題性には事欠かないかもしれませんが。

 

そもそも、太陽光事業を広げる=売電事業で売上を上げる、というような単純な問題だとは思いません。

業者として、長い間設備を維持し持続的に安定した電力を発電できる仕組みを担保することは重要な使命です。e-flatも不動産と建設の事業経験があってこそですが、順調に低圧事業で実績をのばしていた頃、東平の頭の中にはすでにメンテナンス専門の部隊を準備しなければ 十数年の売電事業を補償できないという危機感がありました。

 

不動産と建設で太陽光設備を設計開発するものの、野立てで運用がはじまれば発電量が想定以上でブレーカーが上がったり、機器の不具合や他社に起因するさまざまなトラブル、機器類の交換にとどまらず電力会社との交渉など実際にさまざまテーマも浮上しました

 

当初保守・メンテナンス事業は最初まったくの赤字でしたが、東平には確信がありました。この保守メンテナンス部門が成長していけば、お客様にとって事業の継続性と安定を補償することができるようになると。

 

建設するだけならもっと簡単だったかもしれません。しかし、逃げない力がe-flatにはありました保守・メンテナンス」事案力を注ぎました。必要なものはやらなくてはならない。草刈りは無論、データをとって見守り・監視を行い、場合によっては、e-flatに対して設備の改善も要求することもありました。

 

そうやって、一つひとつお客様安心を届けてきました。結果、マイナスはプラスに変わり、その経験は財産となり、今では 大きな専門会社(株式会社e-karat)してグループの大きな存在となっています

 

同じグループ内であろうe-karatからe-flatに対して、メンテナンス上必要な処置ならば改善や改修を要求する。e-flate-karatからのフィードバックを受けて企画や設計設備の改良を重ね、安心安全を一番に長く使っていただける太陽光発電を実現してきました。その意義はとても大きいと、今感じています

 

現在、株式会社e-karatすでに全国で900区画の規模を担当し、土木事業にも参入して 建設から保守メンテナンスまで一気通貫な事業展開をはじめています。昨今では、メンテナンスサービスが困難な事業者と連携を取りながら、自社設備のほかに九州をはじめとするいくつもの設備の保守メンテナンスを担当させていただいています。e-karatの事業はまだまだ伸びます。高圧への対応も見据えて、今後20年以降も安心して使っていただけるように、太陽光発電事業の柱となっていきます e-karatのことは、別な機会に詳しくお伝えしましょう。

 

e-karatの管理実績と予測図 (イメージ)

  

お客様のためにできること。この合言葉が グループ全員のなかにあります。今回は、保守メンテナンスの話をいたしましたが、次回は、人材採用のことについて、本質的な課題に触れるお話をお伝えしたいと思います

 

 


コメント欄を読み込み中

お問い合わせ