“e-flat”BLOG


広報 金子です

 

 今回は東平社長の趣味・・本当の芸事に近づきつつある「長唄」について、少しお話します。

そもそも東平社長は和装が好きです。お着物つながりで、小唄や踊りなどにも興味をもち各方面にご挨拶もされています。縁あって、日本における長唄の伝統を正しく完全な形で継承しておられる杵屋(杵勝会)の一門 杵屋勝吉治先生のところに入門、本来34年はかかるといわれる名取(なとり)※」を4か月というスピードでとられました。

 

芸の道において一定の技能を修得して師匠より芸名を許されること、許された人。また、その芸名のことを名取名(なとりな)といいます

長唄の家元 杵屋勝三郎先生よりいただいた名取名は「杵屋 勝吉豊 (きねや かつきちぶ)

 

 

 先日、取り立て師匠である杵屋勝吉治先生に東平社長の事をうかがう機会がいただけました。

 

 杵屋勝吉治先生がおっしゃるには・・・

「東平さんについては、お名前の読み方から最初は男性かと思っていました。女性経営者の方でこんなに長唄に対して、感性と音楽的な技能を最初から持っている方と出会ったのは初めてです。和楽は洋楽と違って、唄いかたも特有です。

 週一回の稽古だけで舞台に出て披露することは難しいものです。しかし東平さんの場合、ひとつはビジネスをなさっているからでしょうか、分析力が際立っていて長唄の発声が入門当時かできていました。もう一つは行動力ですね。入門当時から舞台に立つ気迫で長唄に取り組まれています。きっと私のいない時にもデモテープなどで練習に練習を重ねてきているのではないでしょうか。私自身、幼少のころから稽古してきましたが、東平さんの成長度合いは私の数十倍、いや百倍といっても言い過ぎではありません。本当に、才を感じます。」

 

ちょうど東平さんが弟子入りされたときは、私の体調がすぐれない時期で生活も大変でした。けれど、東平さんの力(チカラ)とでもいうのでしょうか、稽古を重ねていく毎に、自分の気力がどんどん戻っていくんですね。いい方向に引き戻していただいたという実感が本当にあります。感謝しています。

 

 芸事は、常に教えられる方も勉強ですが教える方もまた勉強です。教えるために自分もこれまで以上に練習し一曲一曲専念することで学ぶものを得ます。私自身も、たいへん恵まれた機会をいただけたと感じています。

 いまは、歌舞伎座や杵屋会で披露する機会も増えました。来年の「e-flat10周年」の式典でも長唄を披露させていただきます。楽しみにしています。

(長唄の取り立て師匠 杵屋勝吉治先生)

                      

 次に長唄のご紹介をする折は、杵勝会のなかで毎年開催している「はなびし会 長唄演奏会」の様子をお伝えすることになるでしょう。東平社長が師匠とともに、長唄「外記猿」を披露いたします。

東平社長の着物すがた

 

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◆長唄について

長唄は今から三百年以上前の十八世紀初めごろに歌舞伎の音楽として成立し、主に江戸で発展してきた三味線音楽です。十九世紀に入ると、歌舞伎から独立して純粋に音楽としても作曲・演奏されるようになりました。

 現在、歌舞伎における長唄演奏者は、観客に姿を見せて演奏し、舞踊の伴奏を勤める「出囃子」、及び、主に舞台下手の黒御簾(黒い格子に御簾のかかった部屋)で演奏し、芝居の情景や人物の描写などを行う「陰囃子」(黒御簾音楽)を担当します。このうち、出囃子として初演された曲が主に長唄として伝承されてきましたので、出囃子にだけ出演する長唄演奏者も多くいらっしゃいます。

出囃子の場合、唄と三味線は複数が同人数並ぶことが多いので、唄の首席奏者をタテ唄、三味線の首席奏者をタテ三味線と呼び、普通はタテ唄とタテ三味線が中央に並んで呼吸を合わせ、全体をリードします

 

ご参考:杵勝会ホームページ 長唄について

https://www.kinekatsu.com/nagauta.html

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